ブログ・コラム

2015.01.09

売上額は貢献額

長岡@ホームページ&クラウド応援隊長です。

先日のブログ、営業と制作って仲が悪いですか?で、

『制作のメンバーも自分でお客さまに提案しているのですから、「なんでそんな案件取ってきたんですか」とはいえません。
条件が悪ければ、自分でちゃんとお客さまに伝えればいいのです。』

と、書きました。

 

ここで、大事なことに触れていませんでした。

仕事は、私たちとお客さま『だけ』ではないということです。

そこには、同業他社(場合によっては異業種こともある)がいます。

 

何かというと、条件が悪いからと、たとえ自分でちゃんとお客さまに伝えたとしても、私たちアーティスティックスよりも、お客さまに貢献できる企業があるのなら、お客さまはそちらに頼むだろうということです。

 

仕事というのは、お客さまが頼みたいこと、別の言い方をすれば、自分ではできないこと、やりたくないこと、やる時間がないことを、人に頼む。そして、その貢献度に合わせて料金が決まります。

そして、その貢献度というのは、決まった尺度があるわけじゃなく、唯一の尺度はお客さまの感じている貢献度、つまり価値を感じるかどうかです。

 

悪い条件だからと、製作の人がお客さまに伝えたとします。

たとえば、ホームページに使う素材はすべて用意してくださいとか、面倒な手続きをお客さまに自分でやってもらうとか。

アーティスティックスがやりたくないからと、お客さまでやってもらうように伝えたとしても、同じ金額でそこまでやってくれる会社が他にあれば、そちらのほうが大きな貢献を期待できるとして、仕事は流れてしまうかもしれません。

 

つまり、仕事は、お客さまと私たちの2社でやってるわけじゃなく、そこには他社も絡んでいます。

どちらが、より多くの貢献が出来るのか、お客さまがやれないこと、やりたくないことをどれだけ引き受けられるか。

その貢献度のバロメーターが売上げ額になるわけですね。

 


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