アーティスティックス通信 - クイズの答え

2022.11.01

2022年11月発行アーティスティックス通信77号 クイズの答え

アーティー君は、友人に1から99のどれかの整数が記載されたカードを渡しました。
2,3,5,7それぞれに対して割り切れるかどうかが分かったら、渡したカードの数字が分かるよと伝えました。


特別に、どれかひとつだけ質問したら答えてあげるよと友人に伝え、
友人はしばらく考えて「●は割り切れる?」と聞きました。
アーティー君は「割り切れるよ」と答えました。
そしたら答えが分かったよと答えました。


質問した数字と、渡されたカードの数字は何でしょうか。 


今回のクイズは数字が苦手な私にとって、過去最高クラスの難易度でした。
質問の時点で頭がぐるぐる…
解けたあなた!素晴らしい!尊敬します!

さて、2,3,5,7に対して、割れるか割れないかで考えると、2^4=16通りの組み合わせがあります。
例:2では割れて、4でも割れて5では割れない7でも割れない ←これが16パターンある
割れる場合をY、割れない場合をNとした時に、それぞれ下記のような状態になります。

7 5 3 2  該当する数字
N N N N 1, 11, 13, ...
N N N Y 2, 4, 8, ...
N N Y N 3, 9, 27, ...
N N Y Y 6, 12, 18, ...
N Y N N 5, 25, 55, ...
N Y N Y 10, 20, 40, ...
N Y Y N 15, 45, 75
N Y Y Y 30, 60, 90
Y N N N 7, 49, 77, 91
Y N N Y 14, 28, 56, 98
Y N Y N 21, 63
Y N Y Y 42, 84
Y Y N N 35
Y Y N Y 70
Y Y Y N なし
Y Y Y Y なし

どの組合せか分かったら答えが分かるという事は、該当する数字が1個しかない組合せが答えになります。

そうすると、3570になります。

ここで、1回だけ割れるか割れないか聞けるので、2で割れるか聞けば選択肢が1個に絞られます。
2で割る事ができるので、答えは70になります。

答え:2で割れるか質問し、カードの答えは70