ブログ・コラム

2025.04.18

オフィス出社回帰の到来?

アクセンチュアがフル出社を求めたというニュースが話題になっている。  

他の大企業でも、似たような動きがちらほら出てきた。  

 

それが適正かどうかはさておき、  

コロナが落ち着いた今、こうした動きが出てくることは  

ある意味、予測できたことだと思う。  

 

ニュースでは「出社を強制」といった言葉がよく使われるが、  

報道の都合上、少し刺激的に表現されているようにも感じる。  

実際は、雇用契約に基づいた判断(裁量の範囲)なのかもしれない。  

 

出社か在宅かというのは、単に“場所”の問題だけではない。  

その人の成果に対して、誰が責任を持つのか、  

ということにもつながってくる。  

 

コロナ禍で「全国どこでも雇用」「どこでも働ける」  

というスタイルを採用した企業もあった。  

自由な働き方として好意的に受け取られていたが、  

私は、実はとても怖いことだと感じていた。  

 

自由には、必ず責任が伴う。  

「どこで働いても自由」という大企業は、  

裏を返せば「成果が出なければ雇用は維持できないよ」  

という責任が伴うはず。  

クビになるかどうかは別として、  

「成果が出なければ辞めてもらって構わない」という考えが、  

そこにはあるように思えた。  

 

中小企業では、そんなやり方はできない。  

 

実際に来てくれた人と共に会社をつくっていく。  

それが中小企業だ。  

 

縁があって入社してくれた社員さんと、  

会社と共に成長していく。  

会社も社員も、歩み寄りながら互いに努力する。  

 

それが、私が目指す会社のあり方であり、  

中小企業が歩むべき道ではないか。  

 

大企業がやっているからといって、  

何でも安易に真似する必要はない。

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