ブログ・コラム
2025.05.22
・父のスラックス
ここ数年、大きく減量した。
痩せたら以前からやってみようと思っていたことがあった。
それは――父親のスラックスを履いて出勤すること。
私の父は、三菱のディーラーで営業所長をやっていた。
だらしないことには厳しかったが、
子供心にも、自分たちを大事にしてもらっていると感じていた。
自分が小学五年生のときに病気で亡くなった。
たしか45歳だった。
今の私よりも15歳も若い。
そのとき父は、どんな思いだっただろうか。
今日はこのスラックスで出勤してみる。