ブログ・コラム

磨け!人間力

2024.10.17

・あの人だったらどうするだろう?

昨夜は21経営研究会の例会。

日本経営合理化協会の理事長、牟田太陽氏の話しだった。

かなり多くの示唆に富む内容だったが、

その中で、私にとって響いたことの1つが、

「あの人だったらどうするだろう?」

 

牟田氏には5人の師匠、メンターがいるそう。

そのうちの3名は、すでに亡くなっているが、

そんなことは関係ない。

困った時、あの人だったらどうするだろうか?

そのように考える。

考え抜くことで、言葉や考えが下りてくるという。

 

私は頑固でわがままな人間。

人にああしろこうするなというのがめちゃめちゃ苦手。

結果として、師と呼べる人を持たなかった。

 

師ではないがモデルにしている人は何名かいる。

すごく有名な人ではない身近な経営者だがすごいなと思っている人。

自分が何かあった時困った時、あの人だったらどうするだろうか、

あの人だったらどんな言葉も使うのか、

あの人ならどういう表情で声をかけるのか、

それは要所要所でよく考えてきた。

 

師またはメンターとして全幅の信頼を置ける人を持つのは素晴らしいこと。

たとえそれがなかったとしても、モデルに置き換えて考えてみることはいいことだと思う。

最後どうするかは、自分で決めるしかないのだが。

2024.10.04

公開社員研修

先日、他社の公開社員研修に参加した。  

この会社は毎月一回社員研修を行っているが、  

時々、それを大きく開催し、社外の人々にも公開している。  

 

今回、私も声をかけてもらい参加することになった。  

研修の内容は「関係を構築するためのポジティブな言葉遣い」について。  

 

その中で最も印象に残ったのは、  

「どこをどう認め褒めるか」というピラミッドの図。  

 

ベースには、その人の存在があり、  

その上に、その人の行動、  

そして、その人の成し得た結果が続く。  

 

もちろん、結果を認め褒めることも良いことだが、  

行動や、その存在そのものを認めることが、  

とても嬉しく、そして大切なことだと学んだ。  

 

ここが、とても響いた。  

おそらく、そのほうが安定する。  

結果を褒めすぎると、もっと結果を出すために頑張る。  

それは良いのだが、出ない時もある。  

頑張りすぎて潰れたり、結果を出すためにルールを逸脱する。  

また、結果が出ていないのに、出ているように装うかもしれない。  

それらは、とても不安定な状態。  

関係性も、気持ちも。  

 

それよりも、している行動や、その人がその人であることそのものを認める。  

そのほうがお互いに安定するし、中長期的には、きっと行動や結果に結びつくのだと思う。  

 

もちろん、短期で結果を出すことも素晴らしいことだし、  

出ない人は去り、出せる人で会社作りをするのも一つのやり方だ。  

 

しかし、私と私の会社は、中長期的な安定した成長と存在でありたいと思う。

2024.09.27

・できたこと手帳

Facebookを見ていたら、  

永谷さんから  

「できたこと手帳、本日発売」  

という投稿が流れてきた。  

 

今までに何度か投稿で見かけて、  

名前は知っていたが、  

やったことはなかった。  

 

今回、今の自分に少し響くものがあった。  

 

もしかすると、これからの自分を  

良い方向に向けられるかもしれないと思い、  

即購入。  

 

どんなものかは分からないが、  

これから起こる変化が、楽しみでもある。  

 

自分にとっていいかを評価する前に、  

まずは少しでもやってみようと思う。  

 

dPDCAの小さなd。

「できた」を大切にしたい。  

 

今週末に準備をして、  

来週月曜日からスタート。

2024.09.21

シークレット・サービス

もう20年近く前になるだろうか。  

私はある研修を受けた。  

 

ちょっと変わった研修だ。  

知識や技術ではなく、  

自分の行動をしやすくするためのもの。  

 

余談だが、今のダイエットは、

この時の経験がかなり活きている。  

 

この研修の中で、

ちょっと変わった課題があった。  

それが、シークレットサービスだ。  

 

シークレットサービスと言っても、  

政府要人を警護するわけでもないし、  

ホイットニー・ヒューストンの命を守るわけでもない。  

(それは映画ボディーガードだ)  

 

この課題は、  

人知れず、誰にも知られないように  

誰かの役に立つこと。  

 

もしかすると、  

誰かに褒めてもらいたいという  

承認欲求の強い私だからこそ、  

出された課題なのかもしれない。  

 

今でも時々、この課題を実行している。  

 

こんなところでも、  

やらなくてもいいだろうという場面で、  

ちょっとした誰かの役に立つことをやる。  

 

「気づいてほしい」と思いながら、  

でも、気づかれないようにやる。  

 

気づかれてしまったら、  

それはもうシークレットサービスではないのだから。  

 

しかし、変わった研修だったな。

顛末はいろいろあったが、  

ここでは書かない。  

その時は、それでよかったのだと思う。

2024.09.20

勉強会の発展と衰退

私は定期的にある勉強会に参加している。

同業者が集まる素晴らしい勉強会である。

いや、であったと言った方が正しいかもしれない。

最近、勉強会の劣化が著しいように感じる。

 

それなりのお金と時間を使っている勉強会なので、

しっかりとした効果を必要としている。

自己啓発ではなく、事業に直結しているのだから。

 

勉強会の劣化はなぜなのかという話よりも、

顧客価値について考えるきっかけとなった。

 

私たちもいくつかのサービスを顧客に提供している。

たとえ値段が上がったとしても、

それ以上の価値があれば使い続けていただける可能性が高い。

しかし、逆も言える。

価格が据え置きだったとしても、

価値がどんどん下がっていったら続ける意味がなくなってしまう。

 

顧客にとっては価格分の価値。

これがメリットでありベネフィットになる。

 

そのためには方法は二つ。

価格を下げるか、価値を上げるか。

価格は下げたくない。

できれば上げたい。

となれば、価値を上げるしかない。

私たちのサービスはお客様にとって価値があるのか。

「お客様にとって」というところが重要である。

人の振り見て我が振り直せ、だね。

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