ブログ・コラム

2022.08.18

ルールは決めた人ほど守る

ルールが守られなくて、

困った経験ってありませんか?

私は、めちゃめちゃあります。

 

経営者やリーダはもちろん、

なにかのまとめ役をやった人であれば

幾度となく繰り返される課題ですよね。

 

先日、あるミーティングで、

「ルールは、決めた人ほど、ちゃんと守るよね」

という話しが出て、なるほどと思いました。

 

自治体のごみ処理は

さまざまな問題を抱えているようです。

ごみの分別が徹底されず、

燃えるゴミに、ガスライターや、

電子タバコ(バッテリーがある)などが混入し、

それが爆発するという事故は、よく聞きますし、

地元でも起きているようです。

 

自治体のごみ処理では、

「沼津方式」というのがあります。

いまでこそ、リサイクル・SDDs・ESG問題などが言われるようになり、

もっと細かくやっている地域は増えたようですが、

全国に先駆けた先進的な方法として、

この沼津方式は有名になりました(なったそうです)

 

なぜ、沼津方式ができたか。

それは、ごみ処分場が足りなくなり、

ごみを減らさなければならないという

切羽詰まった状況だった。

 

それに対して、市民の多くが知恵を出し合い

話し合いって決めたのが、沼津方式。

ですから、そのころの人(私たちよりも先輩)は、

沼津のごみ問題は、自分たちも策定に関わった人が多い。

いわば、当事者なんですね。

 

与えられたルールは、

自分ごとでないばかりか、

自分を拘束する、面倒なこと。

どうしても、抵抗感を持つ人が多い。

 

ルール必要性をしっかり理解し、

策定に関わったという経験、

プロセスに関わることが

みんなの行動を促すのかもしれません。

最近よく言われる、圧倒的当事者意識ですね。

 

会社運営でも、これは同じことが言えそうです。

多くの人にプロセスに関わってもらうことは、

手間がかかり、動き出しのスピードが遅くなることもあります。

しかし、一致協力して推進するため、

時間軸で考えた、効果の最大化のためには、

そのほうが早いのかもしれませんね。

カレンダー

«8月»
 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31    

ブログ内検索

アーカイブ