ブログ・コラム

2012年02月

2012.02.19

みんなで経営方針書を作ろう

経営方針書は、会社経営のための羅針盤となるものです。

例年は、私が一人で経営方針書を作ってきたんですが、
次年度(4月から)は、一部は社員と一緒に作っていこうと思います。

今週、ある会に参加した時に、「経営指針を簡単に作る」というような内容をやっていました。
その時に書いたのが、これです。

ちょっと写真からはわかりづらいかもしれませんが、

  • 何のために仕事をしていますか?
  • 今後の事業展開はどのように考えていますか?
  • それを実現するために、どういう行動を取ろうと思っていますか?

というような質問に答えていって、経営指針(目指す方向)を明確にしようという取り組みです。
なかなかおもしろいやり方だと思いました。

私たちアーティスティックスの経営理念は、「共に成長」です。

社員同士、会社と社員、お客様と会社、会社と地域、共に成長していくために、
アーティスティックスが存在しています。
存在意義です。

会社の経営は、「論語とそろばん」とも言います。
つまり、理念と利益の両立していけるように、みんなで行動していきます。

 

2012.02.18

議論のしかた

きょう、出先から帰ってくると、家族がNHKの討論番組を見ていた。
各国の学生とスタジオを結んだ番組だ。
見た人も多いと思う。

その議論の内容自身も面白かったが、私は猪瀬さん(東京都副知事)の発言が興味深かった。

徴兵制のことについて、古田さん(元プロ野球選手)の発言に対して、「それは違うんじゃないかな」という、否定的な発言をした。
それまでは、議論の殆どは、「私はこう考える」という議論ばかりだった。

テレビ番組の中では、ただ、それだけのやり取りではあったけど、これがもし一般的な場での議論だった場合、場が荒れるきっかけになったりする。

議論というのは難しいもので、本来は、それぞれの意見と意見のしのぎ合いであって、どうやっていったらいいのかという議論にしていくほうがいいと思う。
しかし、議論が白熱すると、たいてい、相手の意見を否定し始める。
否定された方は、自分の正しさを必死になって訴える。
すると、更にその論理のほころびを見つけて否定する。

どんな意見にでも、リスクや論理的な不確かさなどはあるものだ。
そういう議論を繰り返していくと、結局新しいことをやろうという意見は、良識派のような態度をとった人に潰されるということが繰り返される。

しかし、その良識派のような顔をした人は、自分の意見をださなかったり、何もしなかったり、その結果に対して責任を持たなかったりする。

議論というのは難しいものだ。
議論は、意見と意見のしのぎ合いで、磨き合って、より良いものにしていくのが理想であって、攻撃と防御のような議論はしたくないものだと、テレビを見ていて思った。

一瞬、田中角栄さんの、「ダメだと言うな!ダメというなら対案を出せ!」というセリフが思い出された。

2012.02.17

お客様の利益に貢献できなければ、なんにもならない

きょうは、お客様の利益に貢献できなければ、なんにもならないということを、改めて身にしみて学んだ。

当たり前のことなのだけれども、忘れているわけではないのだけれども
日々の仕事をしているなかで、ついつい自分の都合を優先してしまう時がある。
そういう時は、お客様に喜んでもらえないし、そもそも、チャンスすらいただくことができない。

その提案は、お客様に喜んでいただけるか?
他社でできることと比べて、価値は劣っていないか?
スピード感はあるか?

そして、

自分都合を全面にだしてはいないか?

それらを、今一度、見なおしていきます。
ありがとうございました。

2012.02.16

アメリカ・インディアンの教えから学んだこと

私の知人が、学校から、このようなプリントをいただいてきたと、Facebookに写真をアップしていました。

内容をネットで調べたら、以下のようなものだそうです。
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子供たちはこうして生きかたを学びます
Children Learn What They Live

批判ばかり受けて育った子は非難ばかりします
If a child lives with criticism,He learnes to condemn.

敵意にみちた中で育った子はだれとでも戦います
If a child lives with hostility,He learnes to fight.

ひやかしを受けて育った子ははにかみ屋になります
If a child lives with ridicule,He learnes to be shy.

ねたみを受けて育った子はいつも悪いことをしているような気持ちになります
If a child lives with shame,He learnes to feel guilty.

心が寛大な人の中で育った子はがまん強くなります
If a child lives with tolerance,He learnes to be patient.

はげましを受けて育った子は自信を持ちます
If a child lives with encouragement,He learnes confidence.

ほめられる中で育った子はいつも感謝することを知ります
If a child lives with praise,He learnes to appreciate.

公明正大な中で育った子は正義心を持ちます
If a child lives with fairness,He learnes justice.

思いやりのある中で育った子は信仰心を持ちます
If a child lives with security,He learnes to have faith.

人に認めてもらえる中で育った子は自分を大事にします
If a child lives with approval,He learnes to like himself.

仲間の愛の中で育った子は世界に愛をみつけます
If a child lives with acceptance and friendship,He learnes to find love in the world.
-------------------------------------

学校では、「子供が育つ魔法の言葉」として紹介していたようです。

でも私には、社員への接し方、もっと言えば、すべての人との接し方に思えました。
まさに、数年前までの私の社員への接し方が、上の文章の前半に書いてあるようでした。

みなさんは、自分のお子さんや社員さんが、人を批判したり、戦ったり、はにかみ屋やいつも悪いことをしてると思ってる人になって欲しいでしょうか?
それとも、がまん強く、自信を持ち、感謝し、正義・信仰心を持ち、自分を大事にし世界に愛を見つけて欲しいでしょうか?

私は後者のようになってほしいです。

それであれば、私もみなさんも、後者のような振る舞いをすればいいんですよね?
それもせずに、相手が悪いと批判していたって、相手も非難ばかりする人になってしまうかもしれませんね。

もし、相手が批判してきたから自分も相手を非難するのでは、負の連鎖がぐるぐる回るだけですね。

たとえ、社員が批判してきても、お客様が批判してきても、だれか批判してきても、
私には相手を批判することも、笑顔で「ありがとう」ということもできる、選択の自由がある。
人の上に立ち、今までと違うことをすれば、必ずなにかいう人がいます。
だからといって、自分から負の連鎖に入り込んでいってはいけない。

そのことを、ここ数年で学びました。
時間はかかりましたが・・・

2012.02.15

新事務所は、いい気が流れている

新事務所に引っ越して、1ヶ月が経ちました。
ここで仕事をしていて感じるのが、新事務所には、いい気が流れているということです。

ここでの仕事は、とてもみんないきいき仕事してるんですね。
打ち合わせをやっても、活発に議論が進みます。
社員のみんなも、わりと前向きに仕事に取り組んでいます。

この要因の一つは、適度な狭さにもあるのではないでしょうか?

みなさんも経験がありませんか?

20人のセミナーを50人定員の会場でやっても、なんかスカスカで盛り上がらない。
でも、13人のセミナーを15人定員の会場で、ギチギチでやったほうが、活発に質問が出たりしますよね。

ある程度の狭さと近い距離感というのが、親密度をアップして、コミュニケーションも活発になる一因となってるみたいです。

引っ越してきた当初は、狭くてぎりぎりのオフィスだなーって思ったんですが、
結果として、これでよかったように思います。

これからは、この近い距離感を生かして、積極的にコミュニケーションをとって一体感を作っていきます!

2012.02.14

スマートフォン活用事例紹介をしました

 きょうは、NPO日本情報技術取引所(JIET)の神奈川支部定例商談会で、スマートフォンの活用事例紹介をテーマに、1時間ほどの講演をしてきました。

JIETは、私も幹事の役を務めています。
同業者の会で、全国に800社弱所属する会です。

いやぁ、キンチョーした~~!
話をするのがメインの仕事じゃないので、もとより仕方が無いけれども、でもやっぱり、キンチョーですww

でも、聞いてくれた人が、社交辞令かもしれませんが、よかったよかったと言ってくれているので、
なんとか、最低限の役割は果たせたかなーって思います。

80ページ以上にまとめた、スマートフォンアプリの事例紹介資料を元に、お客様にご提案するならこのようなアプリを参考に、オリジナルの企画をぶつけてみてはどうでしょうか?というスタンスで、ご紹介しました。

スマホアプリは新たな分野ですので、アイデアは無限の可能性があります。
これらの事例をたくさん見て、企画を沢山立てて、人(お客様)に聞いていただくと、
どんどんと企画力が磨かれていきますね。

まだまだ未熟ではありますが、お客様の問題を解決したり、やりたいことを推進するお手伝いができるよう、精一杯これからも企画を立てていきます。

ご興味がある方はお声かけください。
私も、たくさんの人と、スマートフォンアプリの活用について、話をしてみたいです。

きょうも、いい1日だった!

2012.02.13

5年間お疲れさまでした!

きょう、社員さんの送別会でした。
この5年間、苦楽を共にした、大切な大切な社員さんです。
もちろん、社員さんは全員大切な仲間ですが、彼は、また別格でした。

営業という立場もあって、また、私と同い年のNo.2出会ったこともあり、
社員とはいっても、経営に片足突っ込んだ立場で、会社のいろんなことに取り組んできました。

一緒に行った、毎月の経営勉強会。
いろんなところの、掃除に学ぶ会。
マネジメントゲームという経営研修。

出張もあっちこっちに行きました。
青森に行ったのは、本当に良い思い出です。
途中から独り立ちしてもらい、それぞれで動くことも多くなっていましたが、苦労のかけっぱなしでした。

技術者が中心のアーティスティックスの中では、営業メンバーの成果貢献が見えにくい所があります。
でも、ほとんどの仕事は、彼がお客様と商談し、条件を詰め、時にはトラブって頭を下げたり、
時には、飲みたくないお酒もお客様と飲みながら、いただいてきたものです。

技術者自身が見つけてきた仕事なんて、ほとんどありません。
営業があってこそ、技術者の活躍の場が与えられるんです。

若いと、そういうことが、わかりづらいようですね。
私も、務めている頃は、自分が頑張っていることばかりを見て、人にお世話になっていることを認めようとはしませんでした。
技術者にも、もっともっと、お世話になっていることが見える人になってほしいです。

小吹くん、5年間ありがとう!
これからも、お互いの人生、頑張っていいものにして行きましょう!

2012.02.12

営業をマーケティングとセールスに分けて考える

 私たちは、一口に営業営業と言いますが、これを、マーケティング(集客)とセールス(商談)に分けて考えていくことが、うまくいくコツだと思います。

 

これを、ごっちゃにして考えると、訳がわからなくなってしまうんですね。

正確に言えば、集客とマーケティングは違うでしょう。

でも、学問的な細かい話は置いておいて、わかりやすくそのような言葉にします。

 

集客とは、言葉通り、お客様が集まるようにする活動です。

もう少し詳しく言うと、新たな見込み客と私たちと、どうやって出会うのか。

マーケティングの専門家の方、「そうじゃない」という異論があるんでしょうが、お目こぼしください。

 

そして、セールス(商談)は、見込み客から出てきた要望・お困り事などの具体的な案件に対して、私たちが持っている商品・サービスを使って、問題解決していく活動のことです。

決して、物を売りつけることが、営業の仕事ではない。

お客様のお困り事が解決すれば、その対価として、売上がいただけます。

 

理想を言えば、マーケティングとセールスは、分業したほうがいい。

必要なスキルや考え方が違うから。

といっても、中小企業の場合、そんなところまで人員をさけるわけもありません。

ですから、せめて、マーケティングとセールスを分けて考える習慣付けをするように、私は意識しています。

 

でも、マーケティングは奥が深いですね。

私なんて、入り口に立ったくらいです。

小規模事業者でも使えるマーケティングを、もっともっと身につけていきたいです。

2012.02.11

スマートフォンアプリ事例紹介

 2/14火は、バレンタインデーですが、私にとってはスマートフォン活用事例のセミナーの日でもあります。

 

きょうは、この事例集をせっせと作っていました。

元ネタはあったんですが、なにぶん変化のスピードが早いこの世界。

少し内容が古くなっていたので、修正しながらみなさんにお伝えする内容を見直していました。

こうやって、たまに資料をまとめ直すと、自分の知識の整理にもなっていいですね。

常に新しい情報を手に入れて、お客様に役に立つご提案をしていくのが、私たちの仕事です。

 

まとめた資料は、セミナーだけじゃなくて、私たちお客様にもお渡しできるものですから、

頑張って作ろっと!

2012.02.10

メニューは、迷わせたい

先日、イタリアンのお店で家族と食事した時に思ったことの続き。

 

どうして、イタリアンのお店は、メニューが文字ばかりなんだろう?

フランス料理のお店も、そう。

 

メニューは迷わせなきゃいけない(と、私は思っている)

迷って決めるっていうことは、迷った他のメニューは、次に来店した時に食べたくなるっていうこと。

そうすれば、リピーターになってくれる可能性が高まりますよね?

 

メニューを見ると、そのお店の姿勢が見えてくるように思います。

楽しみやワクワク感を演出しようとしているお店。

お子様や家族が団らんできるお店。

美味しい料理さえ作っていれば、きっとお客様はわかってくれると信じているお店。

戦略も脈絡もないお店。

 

私は飲食店には素人ですが、お客様の95%以上は素人です。

だから、その素人感覚を想像して、対応していくこと。

それこそが、本来のお客様第一主義だと思います。

 

決して、お客様の言いなりになることが、お客様第一主義ではありません。

お客様側にたって、常に考えていくこと。

そのためには、社内の混乱や手間や好き嫌いは、いったん横において考えていくこと。

 

出したいものを出すのではなく、欲するものを提供していく。

それが、真のお客様第一主義です(ですよね?←ちょっと弱気ww)

 

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