ブログ・コラム

2021.02.10

DX推進が停滞する6つの特徴

ITmediaに「調査で判明「DX推進が停滞した企業」の特徴6つと解決策」

という記事がアップされています。

 

その中で、DXが足踏みする企業の特徴として、

以下の6つが挙げられていました。

 

1)53.5%の企業がIT投資計画が立ちにくい

2)明確なDXのビジョンを持つ企業が11.3%

3)PoCのスタートができていない企業が45.1%

4)DX担当部署の新設による混乱

5)慢性的な人(63.2%)カネ(48.7%)不足

6)68.9%がITベンダーがいないと回らない現実

※デル・テクノロジーズ 従業員数1000人を超える大手企業を対象にしたDX動向調査(2回目)

 

経営では一般的に、中期経営計画(3~5年)をもとにした

短期計画(1年)を立てるのが通常。

しかし、この中期経営計画というものはほとんど役に立たない。

誰にも予想できない変化が起こる今、

ゴールは設定しても、計画は柔軟に、意思決定は迅速にできる体制が

DXには適している。

 

投資計画が立たないことを憂うのではなく、環境の変化に合わせて

スピーディに意思決定できる会社になるべきという。

 

DXの明確なビジョンをほとんどの企業が持っていないことも大きな壁。

また、PoC(概念実証)に着手すらできていない企業が約半数。

 

DXはどこが担当すべきなのか?

たらいまわしになる例も。

IT部門という考え方もあるが、

私個人としては、経営課題であるととらえることが重要と思います。

 

1000人以上の大企業でこれだから、中小企業の状態は、推して知るべし。

しかし、中小企業は小回りが利くことがメリット。

その効果は、企業規模が小さい分、

効果はすぐに表れます。

 

経営者が、DXは経営課題だと認識し、

トップダウンで推進していくことが重要です。

そのためには、小さくてもいいので、

最初の一歩を踏み出すことです。

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